ロボカップ2009 オーストリア グラーツ世界大会

開催日 2009年7月1日(水)〜5日(日)
開催場所 開催場所 : オーストリア グラーツ
表彰式の様子 競技中の様子
大会会場前で
【ロボカップジュニア活動報告】

ロボカップ2009世界大会で本校チームが2年連続の世界チャンピオンに!

 6月30日から7月5日まで、オーストリア・グラーツで、ロボカップ2009世界大会が開催され、ジュニア・レスキューチャレンジに「Algebra」チーム(機械工学科5年 茅野創大君)が出場しました。本校からは、ポルトガル・リスボンで開催された「ロボカップ2004」から6年連続となる世界大会出場になります。また、茅野君は昨年の中国・蘇州大会から2年連続の世界大会出場です。

 世界大会が行われたグラーツは、世界遺産に認定された古い街並みを持つオーストリア第2の都市で、また、学生の町でもあります。ロボカップ世界大会の会場には、連日多くの見学者が訪れ、大変な賑わいでした。ジュニア・レスキューチャレンジセカンダリ部門には、世界18ヶ国から選ばれた34チームが参加して、5日間の熱い戦いが繰り広げられました。
 今回は、スーパーチーム方式(2チームが協力してレスキュー活動を行い、ポイントを分け合う方式)で予選順位をつけ、「Algebra」チームは予選フィールドでの調整に手間取ったことと、スーパーチームのペアに恵まれなかったこともあり、予選通過ラインをやっとクリアして、11位で決勝に進出しました。
 決勝では、ロボットは安定した動作で高得点を重ね、スーパーチームとして組んだドイツチームのロボットも高性能で、ほぼ満点の成績をおさめ、スーパーチーム成績で見事、世界チャンピオンの栄冠を手にすることが出来ました。昨年、個別成績で優勝した本校の「LINK」チームに続いて、2年連続の世界チャンピオンとなり、本校の技術力の高さを再び世界にアピールすることが出来ました。

「Algebra」チーム 機械工学科5年 茅野創大君
 昨年の世界大会では予選敗退となり、大変悔しい思いをしましたが、世界チャンピオンのトロフィーを手にできたときには、本当に感激しました。また、グラーツの素晴らしい街並みやお城なども印象深く心に残っています。後輩達も、是非、このような素晴らしい経験をしてほしいと願っています。

以上


                                      ロボカップジュニア顧問
                               ものづくり工学科 教授 富永一利