柔道部

 平成22年2月2日
平成21年度柔道部活動報告
柔道部顧問 小川広
今年度は新入生の加入0でしたが、年が明けて漸く有望な1年生を迎えることができました。現在9名の部員数ですがこれを機に、芋蔓式で複数が入部してくれると幸いと常に待ち望んでいるところです。
さて、活動報告ですが例年最大の目標としている関東信越地区大会7月5日(日)は選手の層が薄かったせいもあり、団体戦は1回戦で準優勝となった長岡高専に1−3で敗退しました。しかし、個人戦90kg超級では1位と3位の入賞者2名を出すことができ、内1名が全国大会に出場することができました。
第44回全国高等専門学校体育大会柔道競技は平成21年8月23日(日)に大分高専の主管で大分県別府市に所在する別府アリーナにて行われ、本校からは関東信越地区予選男子個人90kg超級で優勝した5237前田直哉選手が出場権を勝ち得て参加した。応援学生(練習相手)・2127野元良太郎1名を加え、付き添い教員1名の計3名で遠征を行いました。
 試合結果は男子個人90kg超級1回戦4試合目に本校・前田直哉が高知高専の選手と対戦し小外刈りで「技あり」、続けて抑え込み「合わせ技」で一本勝ちを収めた。2回戦は開催校・大分高専のエースと対戦。開始早々は相手の技を崩し寝技で優位な展開だったが、立ち技からの開始直後に相手の大外刈りで投げられ一本負けとなり、2回戦敗退・ベスト8となりました。
 他にも、関東高専体育大会、新人戦、品川区主催の大会等に積極的に参加し、ゆるぎない伝統を継承するべく活動をおこなっております。高専特有の実習やレポート、ゼミや卒研等学生の本分を忘れることなく、変則的な時間割の中時間調整をしながら「何とか工夫しながら根気よく頑張るしかない」と合言葉のごとく励まし合いながらの活動は学生にとって苦しい日常と思われます。しかし、それらの苦難を取り込み、そこから育つ学生は社会に出てからもきっと活躍できる人間性が形成されているものと信じております。
 後援会や卒業生、学生会等の大勢の皆様方からのご支援のもと活動できていることを感謝しながら、それらの期待に応えられるよう顧問として自覚し学生共々一層の努力をして参りたいと思います。今後とも温かく見守って頂き、ご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。