陸上競技部

2343 吉田兼太郎
(江東区立深川第五中学校出身,陸上競技部)

この学校に入学して、もう2年目に入りました。中学から続けていた陸上の走り高跳びを高専でも頑張ろうと、入学3日目で陸上部の部室を訪ねた時の事を、今でも鮮明に思い出せます。
去年の僕は、中学時代の自分の記録に浮かれ、殆んど全ての大会で自己記録である1m78を越えられる筈でしたが、その高さを落としてしまい、高体連都大会も決勝に行けず、高専大会では、あと5センチで全国を逃してしまいました。
今年は「年内に2メートル跳ぶ」ことを目標にしていました。22センチの自己記録更新です。曲線から踏み切り、跳躍の度に、空中フォームの全てのイメージをしっかり持って、練習を重ねていきました。
結果、記録は未だに2メートルに達していませんが、高体連都大会では1m78を跳び、ギリギリながら決勝に残れ、高専大会では全国大会出場を決めることが出来ました。現在は、自己記録の5センチ程度上回るくらい体が上がるようになっています。目的意識を持って練習することの重要さを、今更ながら身を持って学びました。今年の内に何とか目標の2メートルに、いや届かなくてもそれに近い高さまで記録を伸ばして行こうと思います。